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プロジェクトGT‐R―知られざる成功の真実 [いろいろな本]


著者(水野和敏さん)の自動車にかける情熱が一杯詰まった本...

大昔に車好きの友人につられてNAVIという自動車雑誌を購読していた時期がありますが、その後の生活では、お金を中心に諸々の家庭の事情で、車に拘る機会を失っていき、車関係の本を読む機会もなくなっておりました...

ちなみに今の我が家の車は(妻の趣味で赤色の)国産T社のコンパクトカー1台のみ...

購入当初の少しだけ、赤色を気にしましたが、今は全く気になりません...アバウトな性格です。

少し前に放映されていた「家族でコンパクトカー、これってあり?」という宣伝を先取りした格好です...少しイマイチですが、特に問題はないといったところでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが、この本を手にしたきっかけとして、たまたま本屋で目にして、こういうエンジニア的な話が好きということが、一番のきっかけでした。

GT-Rについては、現在800万円位という値段のようですが、当然ながら、私には全く手が届きません。

しかし、本を通してそれだけの価値と情熱が詰まった車ということが感じられ、個人的には良いのかなと思います。運転だけは機会があればしてみたいですね...

ただし、私の住んでいる街では全く見ません(1台も見たことがありません)ので、一般の車好きな人にとって、完全に別の世界の車になってしまったのではないのかなと思ったりもします。

ところで、実はこの本を読んで個人的に興味を惹いたのは、初代プリメーラに関する部分でした...

本からの引用ですが「クルマはバリエーションでも、カタログに書いてある数字でもない。技術屋が原点回帰し、正直につくる。それが初代プリメーラが高く評価された理由」という部分にとても惹かれました。

そして、著者には申し訳ありませんが、次に車を購入する際には、自動車としての基本をきちんと作っている(と本の中で紹介されている)、ヨーロッパの車にしようかなと思ってしまいました...その時の財布と相談ですが...

現代に、初代プリメーラのように、車の基本を大切にした車が登場したら(実は登場していて私が知らないだけかもしれませんが)個人的には興味がありますが、やはり商売的には難しいのかもしれませんね...やはり今でもカタログ、コマーシャルによるイメージ戦略の力は大きいと思いますから...

でも日産で、この水野さんのようなカリスマな方の名前をバーンと出して、水野さんがこだわり尽くした、GT-Rほどではなく、基本性能がしっかりした、ヨーロッパ車に負けないような、水野ブランドともいえる自動車が出てくると、興味のある人はいるのではないかな、などとは感じました...。

最後に、先日一般道を制限速度(60キロ)+15キロオーバー位で、周りの流れに沿って走っておりますと、私の横からスポーツカー(Z)がバーンと、あっという間に抜いていきました...

私もいいおじさんですので、スポーツカー=スピードを出す(しか能がない...すみません)=危ない!と感じてしまい、スポーツカーについても、もう少しスピード以外の観点からの提案はないものかな?とも感じてしまいました...それではスポーツカーではなくなってしまうかもしれませんが...

以上、本の感想より、書きたいように書いてしまいました...すみません。

今、このGT-R程こだわって作られている日本車が、どのくらいあるのか判りませんが、作り手の車に対する想いが感じられる一冊であり、面白い本でした。
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