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小野不由美さんの「屍鬼」・・・結婚式で勝手にばたばた [いろいろな本]


屍鬼〈1〉 (新潮文庫)

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)

  • 作者: 小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/01/30
  • メディア: 文庫


小野不由美さんの「屍鬼」、実はまだ読み終わっていないのに紹介していたりします(まだ1巻の途中です)。

楽しい本、悲しい本いろいろありますが、「屍鬼」は怖い本(ホラー系)という認識です(まだ途中なので結果は違うのかもしれませんが)。禍々しいといいますか、第1巻でも道祖神(町の守り神)が壊されたり、人が不可解に亡くなったり(ちょっと中身書いてしまい申し訳ございません)...そんな感じです。

さてさて、話が変わりますが、少し前に友人の結婚式があり、教会で行う式から参加させていただきました。

公共交通機関を利用して出かけていったのですが、いつも待ち時間に備えて本を1冊持って行くようにしております。そして当日持参したのが、この「屍鬼」。式場に着くまでに読む機会があったのですが、個人的な本の感じとしては「ぞわー」といったところです。

そして式場について、結婚式が始まる前のスタンバイ中に、ふと、(小野さんには大変申し訳ないのですが、)ただでさえ、お二人の幸せを願い、いろいろな願いが込められている二人の結婚式の場に、名前からいって完全にNGだと思われる「屍鬼」、たとえ本とはいえ持ち込むのは失礼ではないかと思い、一人でそわそわしてしまいました。

そわそわした結果、最終的にはクロークに預けたのですが、当日は小さなセカンドバッグ一つで出かけており、そこに「屍鬼」を入れて預けたのですが、通常は預けないような小さなカバンを預けたのはそのような理由からでした。預ける際にちょっと変な顔をされてしまいました...

一応カバンは当日披露宴が終わるまでそのまま預けておいたのですが、神聖な式場にそのような本を持ち込んでしまって、もし夫婦の仲がうまくいかなかった場合には、私にもほんの少しは責任があるのかも?...とここで懺悔させていただきます。ちなみに式の時点で、もうお尻には敷かれていそうな感じでしたが、あまりエスカレートしませんように...おしまいです。

小野不由美先生、このページをご覧になることは、まず全くないと思っておりますが、大変申し訳ございません。
ちなみに「屍鬼」は全巻そろえておりますが、ちょっと怖いので、読み続けられるか少し自信がありません...
タグ:小野不由美
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荻原規子さんの「RDG(レッドデータガール)」・・・、(おじさんにとって)この本は大変だったのですよぉ・・・大した話ではありません [いろいろな本]

RDG6_1.jpg
もう少し前になってしまいますが、今年(2013年)のGWはRDG(レッドデータガール)の読書三昧で終わってしまいました...毎日1冊ずつ、6日間で全6冊。

作者が大変苦労しつつ長い年月をかけて書き上げた小説を、数日で全て読み終えてしまい、ここにぐだぐたと勝手に感想を書いている...本当に贅沢かつ申し訳ないという気持ちも感じております。

さて、感想ということで、基本的にネタばれになるような話の内容を書くつもりはありませんが、これから読む予定の方に対して、多少のヒントになってしまったら、申し訳ございません...

タイトルに仰々しく「大変だった」と書いておりますが、本当に大変でした...おじさんにとってこの本は...

理由は(もちろん?)購入するにあたって「表紙が恥ずかしかった」ということに尽きます...

酒井駒子さんの元々の表紙絵でも大変だったのに、TVアニメで放映されるということで帯までついて、その帯にTVのキャラクターのイラストまでが加わり、レジに持っていくのは、(本当に)勇気が要りました...

<RDGの本の帯>
RDG6_2.jpg
この気持ちは、清く正しいおじさん達?にしか理解されないのかもしれませんが...

5巻を読み終えていた時点で、電車で出掛けた出先で購入したのですが、とにかく帰りの電車で続きを読みたかったことから、「カバー要りますか?」という質問に対し、「お願いします...」と回答してしまいました...

自分で読むことが「バレバレ」じゃないですか!

澄まして「(子どもの本ですので)要りません」とでも答えれば良かったのですが、少しでも早く読みたかったものですから...

小心者ですから...カバーなしで電車でこの本を堂々と読む勇気もありません...

そして、苦労?の末、6巻が終わり、全巻読み終えました...

荻原規子さんらしい?終わり方だなぁということが、第一の感想です...「勾玉」シリーズ、「西の善き魔女」を読んだ者としての感想です...ちなみに「勾玉」よりは、「西の善き魔女」寄りの作品かな...

「人類の運命」よりも「若い二人の恋」、「ここから先は興味ありません」といった感じでしょうか。

個人的にはあっという間に、駆け抜けるように全巻読み終えてしまい、「あぁ、面白かった!」というのが、ただただ正直な感想です。ただし、題材はファンタジーではあるものの、ファンタジーが主な物語ではないのでしょうね...

そして「アニメーション」、終わってしまったようですね...実はこのRDGという本は、元々存在は知ってはおりましたが、表紙のイラストから、とても手に取り辛く、「はじめてのおつかい」「はじめてのお化粧」等の副題からも、更に手に取り辛く、遠慮していたのですが、偶然、(何話目かは忘れましたが、)アニメーションを見る機会があり、「山伏」とか「術」とかの言葉が飛び交っていたことから、「こんな内容の本なの!?」と興味を持ったことが、今回この本を手にしたきっかけとなっております。

まだ書き加えるかも知れませんが、そろそろこの感想文を終わりにします。

最後に「おじさん」としては、善き魔女の「ルーン」にしても、今回の「深雪」にしても、結婚にしたら「面倒くさい」タイプで、とても良き「旦那さん」「お父さん」になるとは思えないのですが、まぁいいのでしょうね...おしまい。


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伊藤まさこさんの「まいにち つかう もの」 [いろいろな本]


今年(2012-13年版)の通販生活「ピカイチ事典」の最初に紹介されており手に取った本です。

我が家でも随分前(7年~10年位前?)ですが、通販生活の商品をいろいろ購入した時期があります。

結果として「当たり」のもの「ハズレ」だったもの、いろいろありますが、多くのものが今でも使用し続けております。「当たり」の確率(満足度)は70%~80%位かな?

どちらかといいますと妻の領域のものが多いのですが、当に日々の道具として、目立つものではありませんが、働き(活躍)を続けております。

ちなみに私が今テーブル用の椅子として座っているのが、通販生活の猫背対策椅子リボ社の「バランスチェア」です。妻と子供には不人気で、購入以来、私の愛用椅子となっております...

今は、自宅のテーブルでバランスチェアに座って、lenoboのThinkPadX200sを使用して文章を打ち込み中です。

余談ですが、「バランスチェア」の場合、おしりを乗せる高さは固定ですので、合わせる机・テーブルの高さが調整できない場合、組み合わせによっては高くなってしまう場合、低くなってしまう場合等あるかもしれません。

安い商品ではありませんので、購入する際は少し注意いただけると良いかもしれません...

確かに背筋はピンとしやすいですが、猫背で座る事もできなくはありません...適当にそこは(当に)バランスを取りながら愛用しております...つまらなくてすみません...

<我が家のバランスチェア>
balance_chair.jpg
ちなみに、やはり汚れますので、カバーは買っておいた方が良いと思います...我が家は後で必要と判断し追加購入しました。

さて、著者の伊藤まさこさんですが、多分私と同年代位の方のようです(伊藤さんの方が多少お若いかな?)。

「まいにち つかう もの」の内容は10年位前だと思いますので、ミーレの冷蔵庫とか掃除機については、思い切って購入されたなぁと感じております。

もちろんそれぞれの家計の事情がありますので、一概には言えませんが...

同じような時期に通販生活を見ていた私自身は、とても購入できませんでしたから...

内容的には10年前の著者(伊藤さん)が選ばれたものですので、選ばれている商品に対して「お若いなぁ」と思うと同時に、「良い商品を一つずつしっかりと選ばれているなぁ」と感じました。

きっと通販生活のような読み物から、また仕事を通して出会う道具の中から、自分に合うもの長く使えるものを、選ばれたのでしょうね...

選ばれている道具がナチュラルテイスト(という言葉が適切かは?ですが)寄りのものが多く、我が家のリビングには少し合わないかな?と感じたことと、今私が使うものとして選ぶには、ちょっと若いかな?と思ったこと、(値段はともかく)似たような選択肢の道具が既に我が家にあり、特に不満がなかったりと、本を真似して「すぐにこれを買ってこよう!」というものはありませんでした...残念!

実は一つだけ、ケメックスのコーヒーメーカーにとても惹かれたのですが、いろいろ調べてみると「日常の慌ただしい時間に使うには面倒かな?」と思い、今後検討としております...。デザインはとても良いのですが、多分買わない(買えない)でしょうね...

あとはイッタラのカップ、お皿などは、個人的には興味がありますが、台所大臣の好みもあるので...こちらも頭の片隅に残しておき、時期を見て検討といったところでしょうか?

個人的には同様の企画で、今の伊藤さんの「まいにち つかう もの」を見てみたいかなと思っております。

我が家でも10年以上使っているものはいくつもありますが、自信をもって「一生もの」とまで言い切れるものは、なかなかありませんね...

日々使うものは、現在勝手気ままに書いておりますが、日々使い続け、常にNO.1!と気に入り続け、一生もの!と言い切れるものはなかなかないですね...その前に一つずつの道具を、まずはきちんと使うように!と叱られそうですが...

ということで、ほとんど本の紹介にもなっておりませんが、今でも参考になる本だと思いますので、良いものを揃えたいと思っておられる方には参考になるのかな?と思います...

ただし、(私に感覚としては)値段的には比較的高価なものが多いので、長期的に少しずつ揃えていくスタイルが良いのかな?と思います。

なお、「通販生活」...これこそ高価なものばかり紹介されておりますが、確かに長く使えるものが多いと思います。

毎年見ていると同じような商品ばかりで飽きてしまう事もありますが、良い商品のお買い物候補として改めて見返そうかな?ただし、金額的な理由で我が家では提案してもほぼ却下されてしまいますが...とほほ

よくわからない記事になってしまいましたが、すみません、おしまいです。

PS.文章中、my日々の100_2012としては、ThinkPadX200s、リボ社のバランスチェアの2点を日々愛用中です。

上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」 [いろいろな本]


読み始めてから、一気に読み終えてしまいました。

文庫で読みましたので「児童文学」という意識はありませんでした(あとがきで知りました)、(私のような「おじさん」はともかく)大人の方が読んでも全然違和感のない内容ですね。

霊弧・少女・呪いといったテーマを1冊の本に仕上げておりますので、ストーリーが少し直線的過ぎる(もしくは構成がしっかりしているというのでしょうか?)かな?とは少し感じましたが...

物語の本流からは少し外れますが、「産婆」に関する記述については、こういう見方があることについて知りませんでしたので、勉強になりました。

少年(野狐)、少女の物語ということで、荻原規子さんの勾玉シリーズ(少女の雰囲気からすれば「空色勾玉」、全体的な雰囲気では「薄紅天女」というのが個人的なイメージです)を読んでいるような感じを受けました。

読み終えるまで、荻原規子さんの本と勘違い(少し大げさですが)してしまうような...

ファンタジー好き(「空色勾玉」の好きな方)には好かれる内容だと思います...既にご存じだとは思いますが。

おじさん故に感じるのでいけないのかもしれませんが、いろいろな意味で、少し安易かな?と感じるところはあります...そもそも少年少女向けの物語にこのようなコメントはタブーですね。ごめんなさい。

私は読み始めて2日間で一気に読み終えてしまいました...とても面白かったです。
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松村 栄子さんの「風にもまけず粗茶一服」・・・それにしても表紙がちょっと... [いろいろな本]

松村 栄子
マガジンハウス
発売日:2010-12-09


松村 栄子さんの「風にもまけず粗茶一服」を読み終わりました...

それにしても表紙がちょっと...おじさんがレジに持って行くにはとても恥ずかしい...結局持っては行ったのですが...

まぁ、私はすぐに表紙を外してしまい、更にブックカバーも付けてしまいましたので、購入時以外には特には問題はありませんでしたが...

さて、内容的には1冊目の「雨にも負けず...」より個人的には好きです。

改めてその理由を考えてみますと、山(禅寺)での修行といった部分に(男として?)共感を感じる...三十三間堂の大的大会での場面...等、結局のところ2冊目のこの本の中で主人公が成長していく様が格好良く感じられるからかな?と思っております。それにしても表紙の男の人、イメージに合わないですね...ごめんなさい。

なんとなく(映画の)ロッキーや(本当に昔々の蛇拳や酔拳あたりの)ジャッキーチェンのカンフー映画の修行のシーン(&音楽)が頭の中で重なったりするような感じ(随分誇張しているかも?)です。

前作同様とても手軽に読むことができる本なのですが、そのような本であるにも関わらず、主人公の目を通して、様々な個性豊かな登場人物より、たくさんのことを改めて学ぶことができた本だと思っております...少し褒めすぎかな?

少し、箱庭的?といいますか、本当に登場人物に無駄がなく、それぞれに出番があり、おしまいに向けてそつなく構成されすぎ、まとまりすぎかな?と思うところもありますが、個人的にはとても楽しく、あっという間に読み終えてしまった感じですし、読後感も爽やかで、元気をもらうことができた本でした...実は少し嘘です。面白くて平日のど真ん中で随分夜更かししてしまい、実は翌日は本当に眠くて大変でした...とほほ

なお、個人的に一番印象に残ったところは、ちょっとだけネタばれ?ですが、灰作り・・・茶の湯の準備の厳しさという点であり、このあたりでは個人的には思わず少し唸ってしまいました...

ちなみに、禅寺での暮らし、精進料理については、下の本で生々しく書かれており、また紹介されている料理も美味しそうなものがいくつもありますので、興味のある方は読んでみても良いかもしれません...個人的にはとても好きな本です。

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松村 栄子さんの「雨にもまけず粗茶一服」 [いろいろな本]

松村 栄子
マガジンハウス
発売日:2004-07-15


実はこの本の続巻「風にもまけず粗茶一服」を本屋さんで見かけて購入してしまい、改めて確認したところ、第一巻として本巻があることを知り手にしたものです。

内容的にはお茶のエピソードを散りばめた青春小説といった印象です。

個人的にはエンターテイメントとして、とても楽しく読ませていただきました。

関東の武家茶家元のお子さんが主人公という、男の子の感情としては少し微妙な?お茶関係の要素と、男の子らしい剣道、弓術等の武芸の要素を取り込むことで、うまくバランスをとっているなぁと感じました。

この本を読むことで、読んだ方(特に男の方)がお茶について「楽しそうだなぁ...」と感じるかどうかは、個人的には「ちょっと微妙かも...」といった印象です...登場人物(男性)にマニアックっぽい方が多いが故に...

あまり深く考えさせられることもなく(重くもなく)、さらりと読み終えてしまえる本ということで、(良い意味で)まさに今時の本といったところです。

私としては続きが気になりますので、早速続巻を楽しみたいと思います...

さて、最近の本の好みとして、「青春もの」あたりの本を手にすることが個人的には多いです。

私よりもう少し(?)年配の方が、「若い方と接触することでエネルギーがもらえる」と口にすることを聞いたりすることがありますが、おじさんとしては、このような青春小説を通して気持ちが若返る効果があるのかな?と、ふと思ったりしております...
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私にシャーボXを買わせたすごい本?・・・「アイデアを生むデジアナ道具術」 [いろいろな本]


システム手帳のハウツー本以来、昔からちょくちょく出てくるタイプの道具の活用術を紹介した本です。

個人的には嫌いではありませんので、良心的に受け止めて読ませていただきました。

デジタルツールの活用にかけては、時代的にはiPhoneの少し前あたりまでの内容でしょうか?

エディターやアウトラインプロセッサーの活用を勧めたり、昔を知らない新しい読者に向けた活用法を紹介されています。

アウトラインプロセッサーではActa7とかInspiration等、実は持っておりますが、FD&余りに古いOSのバージョン向けであり、今ではインストールすら大変(ほぼ不可能)です...

さて、この本をきっかけに私はゼブラのシャーボXを購入してしまいました...
※まぁ誰か(何か)に何かを後押しして欲しくて、(いつも)うずうずしているだけなのでしょうが...
sharbo_x_1.jpg

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好みによると思いますが、本体だけですと少し硬い&つるつるするかも?ということで、ゴムの派手なグリップを装着した状態が、実はかなりお気に入りです。
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ただし、実は書き方練習用のグリップであり、指の位置が固定されるのですが、シャーボはクリップが回りますので、クリップの位置によっては手に少し干渉します...その点はいまいち。あとグリップが"ごわごわ"しすぎて、ポケットに差す時に引っかかってしまいます...

本当はボールペンが3色つけられるのが良いのですが、太い&高いので私のは2色であり、そこが残念!です。

しかし、シャーボの作りはしっかりしており、他に2本、全部で3本メインに使用している筆記具があるのですが、最近一番手にしてしまうのがこのシャーボXです。



ブルーベリーシャープブルー<サザンハイブッシュ>
blueberry_sharpblue2012.jpg
寒くて目が覚めてしまったといったような、本当に寒い中今年も動き始めました...プロ野球のキャンプみないなものでしょうか?...意味不明ですね...
赤から緑への変化の色、早春といった感じで、個人的にはとても好きな色です

損得を考える時、今でもこの本の内容が頭に浮かびます・・・「行動経済学 経済は「感情」で動いている」 [いろいろな本]


昔、発売時に購入した本であり、改めて取り出して再読しております...

損得を考える時、(今でも)この本の一部の内容が頭に浮かびます・・・1000円の得と損。同じ金額の場合、損と感じる強さは得に比べて2倍から2.5倍も大きい...

今買わないと損をする!...損をする金額は○○円だけど、得として(普通の金額として)考えますと実は大した金額ではないのでは?と自制する時の拠り所として頭に浮かびます。

また選択肢が多すぎることで、最初は興味を惹くが、多すぎる選択肢では決定できず、結局購入せずに帰ってしまう、という記述では、あまり品揃えが良すぎても問題かな?...と田舎で品揃えが少なくても良いではないか、いう考えを持つようになりました。

他にも読んでいると「確かに、あるある」と感じさせる内容(例)が多数あります。

インターネットのモールなどでは、この本の中にあるような考え方についても当然把握した上で、売り手側の考えで上手に仕掛けているなぁと感じております。

最初に書いた通り、私にとっては一つの考えの指針を与えてくれている本であり、(特にこのような分野に縁のない方に嗜みとして?)お勧めします。

今時の新書は薄くてすぐに読めてしまうものが多いですが、この本は分厚く、中も字が(もちろん内容も)一杯ですが、その分作者の意気込みが感じられる一冊です。

村上春樹さんの「村上ラヂオ」より、小さな菓子パンの話 [いろいろな本]

村上 春樹
マガジンハウス
発売日:2001-06-08


村上ラヂオ2を少し前に読んだことから、改めて遡り、村上ラヂオ(1?)を読んでみました。

エッセイですから、その当時(約10年前)の作者の考え?に触れるわけですが、作者の10年前の考えに触発?されつつ楽しく読ませていただきました。

元々時事的なテーマがほとんど書かれておりませんので、本当に時代を感じさせないのは「いいなぁ」と素直に思ってしまいます...

また、あとがきに、特定の読者を対象にした内容を書くのではなく、作者の書きたいものを書くと書かれていることもあり、とても作者がリラックスして書いているということが伝わってくる内容ですね...

(当然ながら)全くレベルは異なりますが、私自身も今書きたいことを、素直に書いていきたいと思っておりますし、あまり世の中に対してどう思うと主張することもなく、世の中の、出会った出来事に対して「ちょっといいな」と思ったことを、このブログではマイペースに書いていけたら良いかなと思っております...

さて、本文(エッセイ)の中に「小さな菓子パンの話」という題で、コンピュータが立ち上がるまでの間の暇つぶしとして、本を読んで待つ時にどのような本を読むかということが書かれておりますが、作者(村上春樹さん)は童話集を(この当時)お勧めしておりますが、私自身はまさに今回の「村上ラヂオ」を読んで待っていたりします...

このようなループ?のような話ですが、同じような話?として、昔、よしもとばななさんだったと記憶しておりますが、手に取ったエッセイの中で「ブックオフをぶらぶらしたところ、面白い本がない」というような文章を目にした場所が、まさにブックオフの中であった時に似たような感じがしたことを記憶しております(少し意味合いが違うかもしれませんが...すみません)

(未だに)コンピュータの起動には時間がかかるものですが、10年後の今は作者(村上春樹さん)は何を読んで待っているのでしょうね...

ちなみに村上春樹さんが村上ラヂオの中で紹介しております童話ですが、「イングランド童話集 スコットランド童話集/アイルランド童話集」という童話です。私は読んでおりませんが、興味のある方は一度覗いてみてはいかがでしょうか...


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小野 不由美さんの「月の影 影の海 十二国記」 [いろいろな本]




テレビでアニメーションを目にして、面白そうと手にしてから随分経ちます。結局アニメーションはほとんど見ませんでしたが...

基本的に小説を読み返すことはありませんので、昔東京に住んでおりました際、十二国記全部をまとめて、山手線某駅の○×△文庫に寄贈してしまいました...

その後、一度も○×△文庫の棚に戻ってきたのを見かけたことはありませんでしたが...

さて、中学生の子供があまり本を手にすることがなく、(基本的に押しつけにならないよう、あまり本は薦めないのですが、)何か良い本がないかな?と考えた際に、ファンタジーでありながら独特の世界観のあるこの本を思い出し、薦めてみようかなと思い、再度購入しました。

コンピュータゲームとは違う小説ならではの、感触なども伝わってくるリアリティのある描写が、凄い(安易ですが)と思います。

...のですが、子供はこれから話が本格化する前の30ページあたりで、ギブアップしてしまい、手元に戻ってきてしまいました...とほほ。

ということで、久しぶりに読み返してみたのですが、やっぱり面白いですね..平日の夜、翌日仕事に支障があると判りつつも、夢中になって一気に読み進めてしまいました...

このシリーズの続きについては、書かれているようですね...読んでおりませんので、どのような内容かは判りませんが、私の気になる話の続きが書かれるのはいつになるのやら...のシリーズですね...

続きは読みたいなと思っておりますが、その頃自分は何歳になっているやら...気長に待ちたいと思っております...

さて、おじさんとしては、イラストなしのいかにも通常の文庫版の方が手に取りやすいのですが、レジに持って行くのが恥ずかしいながらも、イラストの入った版の方がイメージが湧きますので、こちらの方が好みです。

勇気を出して購入するといったところでしょうか...

一番最初の話の上下のみ久しぶりに読み返しましたが、続きも買ってきて年末にかけて読もうかな?...といったところです...

おしまい。

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内田樹さんの「おじさん」的思考 [いろいろな本]


ブログの題に「おじさん」を付けている私として、たまたま見かけた「おじさん」本...一応?押さえておかなければ...という単純な理由が読むきっかけとなりました。

ちょっと難しい&理屈っぽいですが、いろいろと学ぶことのあった内容です。

ちなみに、この歳になって、難しい本を読み終えても誰も褒めてくれませんし、本の内容が難しいと言い訳をするのも、格好良くありませんね…

少し自分の中で整理しないといけませんが、考え方の基になるようなエッセンスが、ちりばめられていると感じています。

学校(特に大学)では、あまりきちんと勉強をしなかった私としては、「学校で学ぶべきただひとつのこと」の内容については、学校では自分の認識が足りず学ばなかったなぁ…と大いに反省しております…

「日本のあまり正しくないおじさん(作者)」より「日本の正しいおじさん」に対する励ましとして書かれた?この本ですが、「日本の正しいおじさん」はどの位この本を目にしたのでしょうね…あまりこのような本は読まないような気がしますので、あまり効果はなかったような…

また「日本の正しいおじさん」への励ましという意味では、この本の中心は実は「あとがき」ということになるのかも…?

ちなみに私自身も「私は『日本の正しいおじさん』か?」と自問してみますと…ちょっと自信がありません…(苦笑)
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デザイナーと道具 [いろいろな本]

佐藤 卓
美術出版社
発売日:2006-06-16

いろいろなデザイナーの方がアイディアを出す際に使用する道具?が紹介されています。

道具と次のページにその道具で作成されたイラスト等が載っており格好良いです。

どちらかというと仕事の最初に使う道具ということで、使っていることを意識しないで(水のように)使用できる道具が選ばれているのかな?という印象を受けました。

なお、私自身も文具を購入するにあたり、(優柔不断故に)なかなかに拘りますが、使用するにあたっては、「なんでもいいや」といった感じで、ほとんど意識することなく使用しておりますので、レベルは全く異なりますが、少しは同じようなところがあるかな?とちょっとだけ思っております...

ちなみにナガオカケンメイさんが、みんなが普通に使っているものということで、Bicのボールペンを選んでおられますが、個人的にはBicはインクがボタッとすることがあり、デザインはともかく使いにくい印象であり、本当に使っているのかな?と思ってしまいました...

個人的にはいろいろな方が使っている6Bの鉛筆をちょっといいかも?と思った内容でした。使うあてはないのですが...。駄目ですね...溜まるばかりで使うのが個人的には追いついておりません。

hana2011oct2.jpg
リビング花が変わりました。名前はよく判りません...
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プロジェクトGT‐R―知られざる成功の真実 [いろいろな本]


著者(水野和敏さん)の自動車にかける情熱が一杯詰まった本...

大昔に車好きの友人につられてNAVIという自動車雑誌を購読していた時期がありますが、その後の生活では、お金を中心に諸々の家庭の事情で、車に拘る機会を失っていき、車関係の本を読む機会もなくなっておりました...

ちなみに今の我が家の車は(妻の趣味で赤色の)国産T社のコンパクトカー1台のみ...

購入当初の少しだけ、赤色を気にしましたが、今は全く気になりません...アバウトな性格です。

少し前に放映されていた「家族でコンパクトカー、これってあり?」という宣伝を先取りした格好です...少しイマイチですが、特に問題はないといったところでしょうか。

前置きが長くなってしまいましたが、この本を手にしたきっかけとして、たまたま本屋で目にして、こういうエンジニア的な話が好きということが、一番のきっかけでした。

GT-Rについては、現在800万円位という値段のようですが、当然ながら、私には全く手が届きません。

しかし、本を通してそれだけの価値と情熱が詰まった車ということが感じられ、個人的には良いのかなと思います。運転だけは機会があればしてみたいですね...

ただし、私の住んでいる街では全く見ません(1台も見たことがありません)ので、一般の車好きな人にとって、完全に別の世界の車になってしまったのではないのかなと思ったりもします。

ところで、実はこの本を読んで個人的に興味を惹いたのは、初代プリメーラに関する部分でした...

本からの引用ですが「クルマはバリエーションでも、カタログに書いてある数字でもない。技術屋が原点回帰し、正直につくる。それが初代プリメーラが高く評価された理由」という部分にとても惹かれました。

そして、著者には申し訳ありませんが、次に車を購入する際には、自動車としての基本をきちんと作っている(と本の中で紹介されている)、ヨーロッパの車にしようかなと思ってしまいました...その時の財布と相談ですが...

現代に、初代プリメーラのように、車の基本を大切にした車が登場したら(実は登場していて私が知らないだけかもしれませんが)個人的には興味がありますが、やはり商売的には難しいのかもしれませんね...やはり今でもカタログ、コマーシャルによるイメージ戦略の力は大きいと思いますから...

でも日産で、この水野さんのようなカリスマな方の名前をバーンと出して、水野さんがこだわり尽くした、GT-Rほどではなく、基本性能がしっかりした、ヨーロッパ車に負けないような、水野ブランドともいえる自動車が出てくると、興味のある人はいるのではないかな、などとは感じました...。

最後に、先日一般道を制限速度(60キロ)+15キロオーバー位で、周りの流れに沿って走っておりますと、私の横からスポーツカー(Z)がバーンと、あっという間に抜いていきました...

私もいいおじさんですので、スポーツカー=スピードを出す(しか能がない...すみません)=危ない!と感じてしまい、スポーツカーについても、もう少しスピード以外の観点からの提案はないものかな?とも感じてしまいました...それではスポーツカーではなくなってしまうかもしれませんが...

以上、本の感想より、書きたいように書いてしまいました...すみません。

今、このGT-R程こだわって作られている日本車が、どのくらいあるのか判りませんが、作り手の車に対する想いが感じられる一冊であり、面白い本でした。
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「三色ボールペン情報活用術」・・・7年くらい前、この本に出会って以来ずっと実践中! [いろいろな本]


斎藤 孝さんの3色ボールペン活用術。私にとって初めて出会った斎藤 孝さんの本でした。

この本に出会って、即4色ボールペンを購入し、それ以来、青のリフィールを何本(間違いなく10本以上)購入したのでしょう...

ずっと、今でもこの本の通りに使い分けております...

本はすぐに出てこないので、記憶を頼りに少しだけ紹介させていただきます。

大事なことは「赤」で記入。
自分にとってのポイントとなることは「緑」。
その他気になるところ一般は「青」という使い分けをします。

この本で良いと感じたのは、最初「青」にしていて、やっぱり「赤」だったというときは、「青」の横(上)から、ぐりぐりと「赤」を重ねてしまえば良いというところで、あまり身構えることなく、とりあえず、(青で)ぐいぐいと書いてしまえば良いと、書かれていた点です。

難しい使い分け論的な方向に行っていない点が、導入しやすかったと感じております。

ちなみに最初「赤」として、やっぱり「青」の場合は、私の場合、「赤」に×をつけて、「青」を引いております。

ちなみに本で紹介されていた3色(青、赤、緑)のペンは、今でも売っているのでしょうか...?

一度だけ、どこかで見かけた記憶がありますが、このペンを使っていると「この本を読んでいかにも...」、という気がしてしまいまして、購入せずに見送って以来遭遇しておりません...

個人的には、やはり「黒」も使う機会があり、せっかくボールペンを持っていても実は「黒」がないのもどうかということで、基本は4色のボールペンを使っております。

最初(この本を読んですぐに)に2本(三菱、パイロット)と購入し、青を中心に替芯を何度も交換しているうちに、どちらもクリップがとれてしまい、リタイアしました...

ちなみに、私はシャツのポケットに何本か差し込むタイプです(通常は4色ペンを2本です)。

クリップがないと落ちてしまい不便な使い方です。

その後、クリップの丈夫なものが販売され、今度も2本(三菱、パイロット)購入しましたが、パイロットは以前紹介しましたが、グリップのゴムが駄目になってしまい、この2本では三菱のものを今でも使っております。

ゴムが駄目になった時の記事
http://zoo08.blog.so-net.ne.jp/2010-09-28

なお、新しい三菱のジェットストリームのものが欲しいのですが、まだクリップがイマイチで購入には至っておりません。

その他、水性ボールペンで、これも長くブルーブラックを使い続けてきた経緯もあり、最近流行りの芯の組み合わせができるシリーズのうち、パイロットのハイテックCコレットで組み合わせたものを、もう一本のペンとして使っております。

こちらは、ブルーブラックを青として、赤、緑、黒の代わりに0.5ミリのシャープユニットをセットしております。

軸はちょっと高級?な1000円の黒い軸を使っております。

1000円軸ルミオへのリンク
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/coleto_lumio_me/index.html

結果として少し高級?ですが、質感も良くとても気に入っております。

ペンの話にそれてしまいましたが、本に線を引くまでゆっくりとした本読みもできていないことが多く、手帳・ノートに記入する際の使い分けがメインですが、とても勝手が良く、これからも続けていくと思います。

私としては、非常に気に入っている使い分けですが、周りで同じ色分けをしている人を見かけることもなく、意外とマイナーなのかな?と思ったりもしております。

斎藤孝さんの本はたくさん目を通してきましたが、自分にとって特に役に立っている本という意味では一番の本だと思っております。
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ちいさなちいさな王様・・・私は既に歳をとってしまったのかな [いろいろな本]

アクセル ハッケ
講談社
発売日:1996-10-18


ブックオフで見かけて、あまり見たことのない本でしたので、期待をこめて引き取ってきました。

星の王子様のような感じかな...と期待をこめて読んだのですが、ところどころで素敵な言い回しや設定が登場して、「いいな」と思ったのですが、最後まで読んだところで、「これでおしまい?」と感じてしまいました。

みんなどう感じているのだろう?と、ブクログで調べてみると、登録もたくさん(本当に驚きました)で、みなさんとても評価が高い...

みんなと同じように感じるには、私は歳をとってしまったのかな?とちょっとショックを受けてしまいました...

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